コミケを風疹から守り隊

2010年10月18日月曜日

ケータイ・スマートフォン・WiFiを巡る迷走(その1)

初めて携帯電話を持ったのは、もう15年以上前になる。当然アナログ(1Gって奴ね)で、通話機能以外何も無い、携帯電話というよりも無線機に近いゴツさだった。当時はNTT以外の選択肢は無かったので、それ以来ずっとNTT(ドコモ)を使っている。
機種変更は頻繁にする方ではない。アナログがデジタル(2GのPDC)になった時に(仕方なく)替えた。これが2台目。次に替えたのはmovaからFOMA(3G)にする時。つまり1世代で1台しか使っていない事になる。この調子でいけば次に買うのは4Gになる筈だったのだが、バッテリーの消耗が異常に早くなった(故障?)ので(またもや仕方なく)今年替えた。これでようやく4台目。

さて、物凄く久し振りに電車通勤をする事になった。高校生の時以来である。もっとも、高校生の時は「通学」だから、厳密に言えば人生で初めての電車通勤である。
そうなると通勤時間を何かに使おうと考えるのが性である。読書でも勿論良いのだが、これまで全く視野に入っていなかったスマートフォンに急に興味が出てきた。
もともとデジタル小物は異常に好きなのであり、これまでにもカシオペアとかザウルスとかのPDAを使った事もある。しかしいずれもしばらく経つと使わなくなってしまっていた。どうしても機能が中途半端に思えたからである。そんな訳で、ビューアの付いたケータイを持ち歩くぐらいならUMPCの方が良いという考え方に達していた。ところが最近のスマフォの性能を見ると、メール・Web・Twitterくらいなら充分にストレスなく使えそうなので、これなら使っても良いかと思う様になってきた。

勿論iPhoneも考えたのだが、やはり地方在住なのでドコモの電波状況が魅力的なのと、Appleの体制が性に合わないというのがあって、ドコモのスマフォを第一候補とした。そうするとWindows MobileとかBlack Berryとかもあるのだが、やはりここはAndroidだろう。
ところがドコモのAndoroidスマフォはOSのバージョンが古い。去年の機種ならいざ知らず、2010年4月発売のXperiaまで1.6とか、あり得ない。それだけ開発に時間が掛かったという事なのかもしれないが、開発に時間が掛かっても良いから独自機能をテンコ盛りにしてユーザを抱え込もうとする戦略だとすれば、少なくとも私にとっては逆効果でしかなかった。

そんな風に迷っているうちに、ようやく2.2搭載の機種(Galaxy S)がドコモから出てきた。しかし残念な事にテザリング機能が殺されている。これは私に取って致命的である。あわよくばスマフォをWifiアクセスポイントにしてUMPCとの2台持ちという贅沢も出来るかと思っていたが、その皮算用は水泡に帰してしまった。

なんて事を延々と考えてたらもう面倒臭くなったので、ここはいっそモバイルWiFi接続にしてしまおうかと考え始めた。そうすればスマフォとUMPCのどちらも使えるし、各社から定額のプランが出ている。勿論新たに契約するのでお金が掛かるが、単なるiモードでも外出先などでちょっと油断してTwitterとか見ているとすぐにパケット代だけで3千円~4千円になってしまうのが現状なので、それなら真剣にWiFi接続を考え始めた方が良いという気がしてきた。
今の携帯契約とダブる部分もあるが、そちらは電話とメール(iモード)に特化すれば良い。携帯のメールは、妻への帰るメールにしか使ってないし。元々が連絡用なので、万が一にも電池切れを起こしたくないというのもあるし。

という訳で、モバイルWiFiを真剣に検討し始めたのが先日の事である。
続きの顛末は、また後日(その2)で。

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